五本指ソックスを中心に商品展開

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私共、日本ニット株式会社は、創業60年を超える、靴下、タイツの製造メーカーで、奈良県香芝市で大手アパレルのOEMを中心に靴下・タイツを製造しております。ご存知の方も多いでしょうが、奈良県は靴下の生産が国内シェアのおよそ50%を占めております。中でも、広陵町、香芝市、大和高田市を中心に生産されている靴下（ソックス）は、高付加価値製品として世界各国からも高い評価を得ています。 弊社のソックス事業部である「ケンビースポーツソックス研究所」は、オリジナルブランド「KENBEE」のもと、5本指スポーツソックスの開発・製造を中心に行っています。

KENBEE製品の最大の特徴は、その丁寧な編立技術から生まれる抜群の強度、破れにくさ。日本化学繊維協会での測定結果においても、他社製品の約2倍という強度を得ています。

本事業を立ち上げたのは平成16年、5本指ソックスが今ほどメジャーな存在でなかった時代のこと。ですが当時から、スポーツマンにとって5本指ソックスは欠かせない存在になる、と確信を持って市場に投入いたしました。

コンマ何秒・何ミリの世界でしのぎを削るスポーツマンにとって、指の踏ん張りや微妙な動きといったわずかの感覚の狂いがパフォーマンスに影響します。フィット感が高い5本指ソックスはアスリート向け製品として最適と考え、今日まで、その耐久性、履き心地などのクオリティを高める努力を続けてまいりました。

ユーザーニーズの分析・研究を

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「ケンビースポーツソックス研究所」という事業名称は、平成25年に新しく掲げたものです。これには、商品開発に対する私たちの理念がこめられています。

本事業は、OEM事業とは異なり、インターネット通販によりエンドユーザーに直接販売するビジネスモデルを採っています。自ら企画開発し、世に送り出した商品への反響を、ダイレクトに把握できます。
おかげさまで、KENBEE製品は各界から幅広い評判を頂くこととなり、お客様から喜びの声や、商品への様々なご意見・ご要望をお寄せいただいております。そうしたカスタマーの反響やデータをより深く、多角的に分析・研究し、商品開発に反映させることで、さらに高次元のものづくりをしていきたい。この想いから、事業名を「研究所」としました。

こうして生まれたケンビースポーツソックス研究所のコンセプトは、「アスリートの勝利を足元から科学する」です。スポーツソックスの可能性を追求しながらも、品質と価格のバランスが取れた、ユーザーニーズを満足する奈良県産の良質な靴下をお届けできるよう、製品の開発製造を目指します。

靴下への価値観を変える

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スポーツを楽しむ多くの人たちにとって、靴下の機能性や重要度は、まだ十分に認知されていないようです。ユニフォームやシューズへのこだわりと比べると、ソックスはどちらかというと「履ければ良い」という程度の理解が一般的と思われます。

この価値観を、ケンビースポーツソックス研究所は、覆したいという念願があります。本当に良い靴下は、快適なだけでなく、記録やパフォーマンスにも好影響をもたらすことを、私たちが啓蒙してゆくのです。

それには、言葉で説明するよりも、実際に履いて使っていただくことが一番のアピールです。国産の良質な5本指ソックスを、一人でも多くの方に使っていただくために、ケンビースポーツソックス研究所の役割は大きいと考えています。